母音の発声とその重要性

日本語の母音は「アイウエオ」の5つ。この母音の発声が音程を取ること、声量をアップすることには大きな関係がある。声帯が振動しないと声にならない。同時に声帯が振動しないと音程を取ることも声量を出すこともできない。そして声帯が振動するのは母音を発声しているタイミングだけ。

「母音」の対立は「子音」です。「子音」はか行の「k」さ行の「s」た行の「t」などのこと。「子音」で歌うと「s」などが歌いやすいでしょう。どのような音かというと「スー」と歯の間を空気が通過する音。この「スー」という音では声帯が振動しない。音程も取れないし、声量も出ない。

このことを踏まえると「母音をきちんと発声することで声帯が振動し、音程が取れ、声量も出る」と言える。